子犬やブリーダーも探せる
ドーベルマン子犬やブリーダーも探せる犬図鑑
原産国 | ドイツ |
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分類 | JKC:第2グループ ACK:ワーキング KC:ワーキング |
体高 | オス:68〜72cm メス:63〜68cm |
体重 | オス:40〜45kg メス:32〜35kg |
ドーベルマンの歴史
ドーベルマンは、19世紀後半、ドイツに住む「ルイス・ドーベルマン」によって作出された新しい犬種です。
その当時、ドーベルマン氏は市の夜警や税金徴収をしており、自分と一緒に行動してくれる、優秀な警備犬を必要としていました。
そのため、ドーベルマン氏は、さまざまな犬を利用して、新犬種を生み出そうとしたのです。
ドーベルマン氏は、ドイツにもともといた短毛の牧羊犬にロットワイラーやブラック・アンド・タン・テリア、ジャーマン・ピンシャー、グレイハウンド、ワイマラナーなどを交配し、ドーベルマンの基礎犬を作出します。
その後、繁殖家たちによってさらに改良され、ドーベルマンは様々な犬種の優秀な性質を取り入れることに成功しました。
その後、ドーベルマンの優秀さは警察にも認められ、1910年には警察犬として、ドイツのあらゆる都市に配置されるようになります。
また、家庭においても番犬として絶賛されるようになり、ヨーロッパはもちろん、アメリカでもたいへん人気のある犬種になったのです。
ドーベルマンの性格
ドーベルマンといえば、怖いイメージを持つ方もいらっしゃるでしょうが、とても友好的で穏やかな性格を持っています。
非常に利口で警戒心も強いので番犬として最適の犬種です。
何事にも恐れず、不審者が近づくようであれば、鋭い眼光で相手をにらみ、飼い主に吠えて教えてくれます。
また、ドーベルマンは非常に訓練しやすい犬種です。
ドーベルマンの飼い方
ドーベルマンは大変活発なので、毎日十分な運動が必要となります。
長めの散歩をしたり、広々とした敷地で思いっきり走らせてあげるのがよいでしょう。
幼少期はしっかりしつけを行わないと、凶暴性を示す恐れがありますので、注意してください。
被毛の手入れは、週に1〜2回程度ブラッシングをしてあげるとよいでしょう。
ドーベルマンの毛色
ドーベルマンの毛色はブラックかブラウンで、ブルーやイザベラは好ましくないとされています。
どの色もマーキングは、はっきりしており、両目の上、喉、前胸、四肢、尾の下に見られます。
ドーベルマンの病気
純犬種のほとんどは、目標とする理想的外貌が得られるように近親交配がなされ作出されており、ドーベルマンもその例外ではありません。
この作出のプロセスにおいて、望ましい遺伝子の固定化に隠れ、望まぬ遺伝的疾患の素因が固定されている場合があります。
いわゆる血統上の弱点です。
これはドーベルマン特有の問題ではありませんが、例外でなく素因を持っている可能性が高いと理解してください。
■気をつけたい病気・肥大性心筋症 ・股関節形成不全 ・皮膚疾患 ※これらはすべてのドーベルマンに起こる訳ではなく、またドーベルマン特有の疾患でもありません。