子犬やブリーダーも探せる
ゴールデン・レトリーバー子犬やブリーダーも探せる犬図鑑
原産国 | イギリス |
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分類 | JKC:第8グループ ACK:スポーティング KC:ガンドッグ |
体高 | オス:56〜61cm?メス:51〜56cm |
体重 | -- |
ゴールデン・レトリーバーの歴史
ゴールデン・レトリーバーのはっきりした起源は残っていませんが、ニューファンドランドやチュサピーク・ベイ・レトリーバー、アイリッシュ・セターやツィード・ウォーター・スパニエルなどが基になっているのではないかと言われています。
ただ、ゴールデン・レトリーバーに関することで確かなことは、19世紀半ばにスコットランドの貴族であるツィードマウス卿が、ロシアのサーカスを見に行った際に、ロシア犬の能力の高さに感動し、その犬を買い取って改良をはじめたということです。
そして、その犬こそがゴールデン・レトリーバーの祖先ではないかと言われています。
ツィードマウス卿は、「ヌース」と呼ばれる黄色いレトリーバーとツィード・ウォーター・スパニエルを掛け合わせ、その後、さらにセターやブラッドハウンドを掛け合わせました。
この犬は当初、フラット・コーテッドの「黄色い犬」と呼ばれていましたが、1912年にゴールデン・レトリーバーとして承認さたのです。
そして、1900年頃にはツィードマウス卿の息子が、ゴールデン・レトリーバーをアメリカに持ち込み、1927年にAKCに犬種認定されました。
現在、ゴールデン・レトリーバーは、猟犬としてではなく家庭犬として常に高い人気をキープしており、また盲導犬や麻薬犬としても大活躍しています。
ゴールデン・レトリーバーの性格
ゴールデン・レトリーバーはとても温厚な性格を持っており、飼い主にとても従順です。
社交性もあり、公園などに出かけると誰とでも仲良くなれるでしょう。
また、責任感や警戒心も強く、家庭の中でもしっかり者として活躍してくれるでしょう。
ゴールデン・レトリーバーの飼い方
ゴールデン・レトリーバーは屋外で飼育することもできますが、社交的な犬なので屋内で家族と一緒に飼育することをおすすめします。
ただ、子犬のときにしっかりとしつけを行いましょう。
運動は毎日行い、ゲームをして遊んだり、ボール拾いなどをしてあげましょう。
また、ゴールデン・レトリーバーは太りやすいので、成長期は栄養のバランスに注意してください。
被毛は週に2〜3回程度ブラッシングしてあげるとよいでしょう。
ゴールデン・レトリーバーの毛色
ゴールデン・レトリーバーの被毛は二重毛で、密生して生えているため、水を弾く性質をもっています。
毛色はゴールドかクリームの色調で、わずかであれば胸の白い斑点は許されています。
ゴールデン・レトリーバーの病気
純犬種のほとんどは、目標とする理想的外貌が得られるように近親交配がなされ作出されており、ゴールデン・レトリーバーもその例外ではありません。
この作出のプロセスにおいて、望ましい遺伝子の固定化に隠れ、望まぬ遺伝的疾患の素因が固定されている場合があります。
いわゆる血統上の弱点です。
これはゴールデン・レトリーバー特有の問題ではありませんが、例外でなく素因を持っている可能性が高いと理解してください。
■気をつけたい病気・股関節形成不全 ・眼瞼内反症 ・肥大性心筋症 ※これらはすべてのゴールデン・レトリーバーに起こる訳ではなく、またゴールデン・レトリーバー特有の疾患でもありません。