子犬やブリーダーも探せる
日本スピッツ子犬やブリーダーも探せる犬図鑑
原産国 | 日本 |
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分類 | JKC:第5グループ ACK:-- KC:-- |
体高 | オス:30〜38cm メス:オスよりやや小さい |
体重 | -- |
日本スピッツの歴史
日本スピッツの祖先犬は、シベリア大陸を経由して日本に渡来した、白いジャーマン・スピッツだと考えられています。
日本スピッツはその白いジャーマン・スピッツを小型改良したもので、スピッツという名前は、ドイツ語の“シュピッツ(とがったもの)”に由来しているとされています。
おそらく日本スピッツの口吻を形容して名づけられたと考えられます。
日本スピッツのふさふさとした純白の被毛と愛くるしい瞳は多くの人々を魅了し、昭和20年代後半から昭和30年代にかけて、日本スピッツは国内普及率NO.1を獲得します。
しかし、甲高い声で無駄吠えをすることから徐々に人気は低迷し、その数は減少していきました。
その後、日本スピッツは熱心な愛好家によって無駄吠えしないように改良され、徐々に人気を回復し、現在では日本国内のみならず、海外でも愛されるようになりました。
日本スピッツの性格
日本スピッツは明朗で活発な性格をしており、飼い主に対しては従順で忠実です。
ただし、見知らぬ人に対しては距離を置くことがあります。
昔は無駄吠えする犬として知られていましたが、現在の日本スピッツはおとなしく改良され、落ち着きがないものはあまり見かけません。
日本スピッツの飼い方
日本スピッツは屋外で飼育することも可能ですが、ずっと隔離するのではなく、家族と一緒に暮らせるようにしてあげるのが理想的です。
丈夫な体質なので特に健康に気を使う必要もなく、飼い易い犬種といえます。
また、被毛のケアは大変そうに思われがちですが、日本スピッツの被毛はもつれにくいため、あまり心配はいりません。
ただし、美しい純白を保つために、被毛の汚れには注意しましょう。
日本スピッツの毛色
日本スピッツは豊富な被毛に覆われており、毛色は純白のみ認められています。
それ以外の毛色は認められていません。
日本スピッツの病気
純犬種のほとんどは、目標とする理想的外貌が得られるように近親交配がなされ作出されており、日本スピッツもその例外ではありません。
この作出のプロセスにおいて、望ましい遺伝子の固定化に隠れ、望まぬ遺伝的疾患の素因が固定されている場合があります。
いわゆる血統上の弱点です。
これは日本スピッツ特有の問題ではありませんが、例外でなく素因を持っている可能性が高いと理解してください。
■気をつけたい病気・膝蓋骨脱臼 ※これらはすべての日本スピッツに起こる訳ではなく、また日本スピッツ特有の疾患でもありません。